カノの“不運すぎる”打球に同情の声 長打コースが一転、一ゴロに
一塁塁審が安打“阻止”
マリナーズのロビンソン・カノ内野手が4日(日本時間5日)の本拠地レイズ戦で一塁塁審に安打を阻止される“珍事”に見舞われた。
2点リードで迎えた3回2死一塁の場面。ここでカノが強烈な打球を放ち、一塁線に飛んだ。これを一塁手のウィークスが捕球し切れずに弾いて、長打コースへと飛んだかに見えた。しかし直後、打球はウィークスの斜め後方にいた一塁塁審に直撃してストップ。慌ててボールを拾い上げたウィークスはそのまま一塁ベースを踏んで3アウトとなった。
これは現地でも話題となっており、米紙「USAトゥデー」電子版では「不運すぎる跳ね方」とレポート。「公式記録には“一塁による刺殺”となるが、ロビンソン・カノの3回のゴロアウトは刺殺とはほど遠いものだった」と伝え、「打球は一塁走者のベン・ギャメルが生還する当たりだったが、攻撃を終わらせるゴロとなってしまった」と同情していた。