パ首位楽天に挑みかかるDeNA、1戦目ドラ1左腕に立ちはだかる壁とは

貯金20の楽天相手に借金4を減らせるか?

 現在、借金4でセ・リーグ3位のDeNAは、貯金20でパ・リーグ首位の楽天との3連戦に臨む。

 6日の初戦に先発するドラフト1位左腕の浜口は開幕から2連勝→3連敗ときて、挑んだ5月30日の日本ハム戦(札幌ドーム)では7回5安打、無失点の投球を披露して3勝目を挙げた。

 勢いに乗っていきたいところだが、試合会場は今季3度目となる地方球場(山形県野球場)。5月9日の中日戦(岐阜)は4回6失点、16日の広島戦(尾道)は5回途中5失点と苦しんでいる。果たして“鬼門”となってしまうのか、投球内容が注目される。

 その他、楽天戦には2年目右腕の熊原も登板する。宮城県角田市出身の熊原にとってはプロ初の凱旋登板が実現する。今季は2試合に登板し、5月25日の中日戦(横浜)は5回7安打5失点ながら、味方打線の援護もあって白星。前回の5月31日の日本ハム戦(札幌ドーム)は5回8安打3失点で敗戦投手になっている。1軍残留をかけて結果が求められる登板となりそうだ。

 浜口、熊原はともに負けた試合では、警戒する打者に痛打を食らう場面が見られただけに、楽天の外国人3選手など強力打線にどう立ち向かうかが鍵となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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