田中将大はスランプを脱出できるか!? 地元紙が指摘「最大の敵は彼自身」

「基本に立ち返れ」という投手コーチの言葉を支持

 今季は開幕から不安定なパフォーマンスが続いているヤンキース田中将大投手。現在、自己ワースト4連敗中で、そのうち3戦で6失点以上を喫するなど、先発1番手があるべき姿とは程遠い投球内容が続いている。大スランプにもがく右腕について、地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版では「最大の敵は彼自身だ」と指摘している。

 連敗中の最近4試合の通算防御率は11.21、被打率.366、OPSは1.184と不本意な数字になっている。ロスチャイルド投手コーチは「基本に立ち返ること」「シンプルに考えること」が復調のカギだと話し、度々投球フォームに微調整を加える右腕に苦言を呈していた。記事では、投球フォームの細部にこだわり“修正”を重ねる右腕を「芸術性がある」と表現。「何かが上手くいっている時は、それを続けるべき」と提言している。

 また、メジャー球団のスカウトの話として「彼は時に創造的すぎることがある。ごちゃまぜにし過ぎることがあるんだ」という“評価”も紹介。同時に「マサヒロ・タナカは最大の敵は彼自身だ」と指摘している。

 6日(日本時間7日)には本拠地レッドソックス戦での先発に臨む右腕は“最大の敵”に打ち勝ち、チームを勝利に導けるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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