ロッテ4安打で中日又吉に完封負け、伊東監督「打てる感じがしなかった」

4安打のうち2安打はサントスの“走り打ち”内野安打

 ロッテ打線が再び貧打にあえぎ始めた。6日、本拠地での中日戦。中日先発の又吉にプロ入り初完投を完封で飾られ、散発4安打で0-3の敗戦。借金も今季最多の22にふくらんだ。

 試合後、伊東監督は「また打てなくなった」と、ため息をつきながら第一声を発した。試合前にソフトバンク、オリックス、楽天で通算71本塁打、待望の長距離砲ペーニャの獲得が発表されたが、試合後は「打てる感じがしなかった。左を多めに出したが、なかなか左も攻略できなかった。(ストレートも変化球も)全部合ってなかったでしょう」と力無かった。

 4安打中の2安打は新外国人のサントスで、4回は三塁前、6回は投前に叩きつけ、トレードマークの“走り打ち”を来日初めて2打席連続で成功させた。しかし、チャンスはふくらまない。「まともな当たりがなかった感じがする」と、伊東監督は首をひねるしかなかった。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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