巨人菅野が5月の月間MVP受賞 7試合連続2桁奪三振を記録中の楽天則本も

巨人は6月全敗で42年ぶり11連敗中も…菅野は5月は3勝をマーク

 日本野球機構(NPB)は7日、5月度の「日本生命月間MVP賞」受賞選手を発表した。

 パ・リーグの投手部門は則本昂大投手が2014年6月度以来、3年ぶり2度目の受賞。4試合に登板して4勝0敗、防御率2.22、46奪三振。4月の2試合を含め、プロ野球タイ記録となる6試合連続2桁奪三振(1991年近鉄・野茂に並ぶ)を記録した。エース右腕は1日の巨人戦でも12奪三振を記録し、7試合連続2桁奪三振のプロ野球記録を打ち立てた。

 打者部門はブランドン・レアード内野手が、昨年の5月度以来2度目の受賞。日本ハムの選手の受賞回数は通算71度で、オリックスと並ぶリーグ最多タイとなった。23試合出場で打率.333、27安打、10本塁打、27打点。プロ野球タイ記録の4打数連続本塁打をマークするなど、得意の5月に圧巻の活躍を見せた。

 セ・リーグ投手部門は巨人の菅野智之投手が受賞。エース右腕は、5試合登板で3勝2敗、防御率2.68、奪三振31と好投を続け、昨年3、4月度以来3度目の受賞となった。ただ、6月最初の登板となった6日の西武戦は6回6失点と乱れてチームを勝利に導けず。巨人は42年ぶりの球団ワーストタイ11連敗と苦しんでいる。

 打者部門はダヤン・ビシエド外野手が昨年3、4月度以来2度目の受賞。25試合出場で打率.341、8本塁打、25打点と活躍した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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