ダルビッシュ、8日にメッツ戦先発 元オリのコリンズ監督「困難な試合に」

前回のメッツ戦では5回4失点、敵将は自信も「ダメ―ジを与えることは出来る」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)の本拠地メッツ戦で先発する。前回登板の2日(同3日)アストロズ戦では、5回に痛恨の3ランを浴びて4敗目(5勝)。最近2戦連続で黒星となっているものの、メッツのテリー・コリンズ監督は「困難な試合になる」と警戒している。

 今季13度目の先発マウンドに上がるダルビッシュ。米FOXスポーツによると、敵将は「ユウ・ダルビッシュと対峙しなければならない。困難な試合になるだろう」と話したという。

 2007、08年にはオリックスを指揮したコリンズ監督。当時、日本ハムで絶対的エースとしての立場を確立し始めていたダルビッシュの実力はよく分かっている。しかも、エース右腕はナ・リーグ相手のインターリーグでは防御率2.19を誇る。

 ただ、ダルビッシュは2014年7月4日にシティ・フィールドでメッツ戦に登板し、5回5安打4失点と乱れていた。これが唯一の対戦だっただけに、コリンズ監督は「確実に、いくらかダメ―ジを与えることは出来ると思う」とも話したという。特に、打者有利のヒッターズパークであるグローブライフ・パーク・イン・アーリントンでの一戦に自信をのぞかせている。

「我々の選手は、このような球場で彼らは活気づく。暖かい気候も助けになるはずだ。打線の調子が続くことを願っている。これまで通りのスイングを続けていきたい。投手陣も加わり、強力になってきていると思う。何が起こるのか、我々はただ見守るしかない」

 ダルビッシュは得意のインターリーグで自身の連敗を止め、6勝目を挙げることが出来るのか。それとも、コリンズ監督率いるメッツが攻略するのか。大きな注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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