広島バティスタ、驚異の破壊力 デビュー10打席で4本塁打、長打率は1.800

初の1試合2発含む3安打3打点の活躍「ベルト付近のボールをどんどん振っている」

 広島のサビエル・バティスタ内野手が7日、敵地での日本ハム戦で初の1試合2本塁打を放ち、8-3での勝利に貢献した。3日のデビュー以来、4試合10打席で4本塁打と驚異の破壊力を見せつけている。

「8番・左翼」で先発出場すると、いきなり第1打席で魅せた。1点を追う2回2死三塁、斎藤のフォークを完ぺきに捉えて左翼席上段へ。逆転2ランでチームを勢いづけ、4回の第2打席は左翼フェンス直撃の二塁打で4得点のビッグイニングを演出した。

 これだけでは終わらない。4点リードで迎えた5回には、左腕エスコバーのチェンジアップを左翼席中段に叩き込んだ。「2軍では1試合2本を打ったことが2、3回あった。好調の要因? ベルト付近のボールをどんどん振っていること」。3日に支配下登録されたばかりの25歳は、浮かれることなくうなずいた。

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