ソフトB武田、10日に“最終テスト” 「内容次第で」交流戦中に1軍復帰へ

武田は右肩炎症で離脱中、ドラ1田中は7月頭にも実戦復帰へ

 ソフトバンクの武田翔太投手が、10日のウエスタンリーグ・阪神戦(甲子園)で“最終テスト”に臨む。右肩の炎症でファーム調整中の武田は3日のファーム交流戦の日本ハム戦(鎌ヶ谷)で実戦復帰し、3回1失点。2度目となる実戦登板では5、6回、80~100球程度をメドに投げる予定だ。

 この日、福岡・筑後市内のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」でキャッチボールなどを行なった武田は「内容次第ですね。状態は普通ですよ」とし、10日の内容次第で、交流戦中の1軍復帰も現実味を帯びてくる。

 また、3月に右肩違和感を訴え、リハビリ組でトレーニングを続けていたドラフト1位ルーキーの田中正義投手は、再来週にも打者相手への投球を再開する。現在はブルペンでの投球練習を再開し、50球前後を投げるまでに回復。「球数は増やさず、ブルペンに入る回数を増やしています」と、週3回のブルペン投球で状態を上げていっている。

 フリー打撃ないし、シート打撃での打撃投手登板を経て、7月頭にも実戦復帰を果たす見通し。5球団競合の末にソフトバンクに加わったドラ1右腕が、実戦の舞台に戻ってくる日が近づいてきた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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