阪神2年目右腕が強力打線に好投 ホークスを苦しめた「タイミング」の変化

阪神・青柳が鷹打線に好投、ホークスを苦しめた要因は

 阪神がソフトバンクに快勝した。10日の敵地での一戦。先発したプロ2年目の青柳晃洋投手が、強力ソフトバンク打線を5回4安打1失点に抑え込み、今季3勝目をマークした。

 青柳は初回1死から今宮に中前安打を許したが、交流戦絶好調の柳田、4番のデスパイネを連続三振に切る立ち上がり。3回には先頭の上林に右翼線を破られる二塁打を打たれたが、甲斐を空振り三振、川崎を一ゴロ、そして今宮を空振り三振に仕留めた。5回2死一、二塁から川崎に右前適時打を許し、1点を失ったが、最少失点で凌いだ。

 右サイドハンドから繰り出す140キロ前後の真っすぐとスライダー、シュートを軸に、チェンジアップを織り交ぜた投球。交流戦のチーム打率は3割を超え、17本塁打とともに12球団トップ。その打線を封じたのだから、この日の勝利は、5回までだったとはいえ、青柳の力投によるところが大きかっただろう。

 好投に繋がった要因は、どこにあっただろうか。ソフトバンクの達川光男ヘッドコーチは試合後、こう話した。

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