青木宣親の2000安打達成に本拠地は総立ち 「ヒューストンのファンが称賛」

大台到達で本拠地は感動的な雰囲気に、同僚アルトゥーベはベンチの最前線で拍手

 アストロズの青木宣親外野手が、11日(日本時間12日)の本拠地エンゼルス戦で4打数3安打1打点1得点と活躍。2安打目のレフト前ヒットで日米通算2000安打(NPB1284本、MLB716本)に到達した。本拠地ミニッツ・メイド・パークはスタンディングオベーションに包まれる感動的な雰囲気に。地元メディアも「本当に素晴らしい拍手」と伝えている。

 青木は4回の第2打席で一時勝ち越しの適時二塁打をマーク。王手をかけて、6回の第3打席を迎えた。先頭で打席に入ると、ヒューストンで試合を中継していた地元テレビ局「ルート・スポーツ」の実況は「日本にいる多くの人がこのイニングに非常に注目しています。なぜなら、ノリ・アオキが先ほどの打席で右中間にニ塁打を放ったからです。ノリは2000本まで1本と迫っています」と紹介した。

 青木は左腕アルバレスの94マイル(約151キロ)の直球をレフト前に運ぶ。ついに大台に到達すると、主力選手のアルトゥーベはベンチの最前線で体全体を使って大きな拍手。球場内のスコアボードで偉業達成が紹介され、スタンドはスタンディングオベーションに包まれた。

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