ダルビッシュ快投 「5球種全て機能」で”最強打線”の主砲脱帽「本当にタフ」

アストロズ戦は4年ぶり白星、敵将も敬意「非常にユウ・ダルビッシュらしかった」

「彼のカッターは機能していた。ツーシームも機能していた。フォーシームも機能していた。スライダーも機能していた。カーブボールも機能していた。だから、ほら、甘い球を待とうとするんだ。甘い球が来たら見逃さないようにしなければいけない。明らかにそんなに簡単なことではない。彼は非常に素晴らしい仕事をした」

 まさに“お手上げ”状態だったようだ。

 ダルビッシュにとっては、アストロズ戦の勝利は2013年8月12日以来、約4年ぶり。前回登板まで8戦連続白星なしとなっていたが、ついにストップした。記事では、アストロズのヒンチ監督の「ダルビッシュを相手に困難な時を過ごした。彼は非常にユウ・ダルビッシュらしかった。今日彼の変化球を、我々は多く目にした。球の変化は良くなっていた。彼にプレッシャーを与えることができなかった。そして、変化球に対応することができなかった」というコメントも紹介している。

 メジャー最高の勝率.677を誇る強敵がひれ伏す快投劇。この日は103球を投げてストライクは62球で、防御率は3.03と再び2点台が目前に。ダルビッシュの高い能力をあらためて見せつける登板となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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