1軍復帰へ「あと少し」 ホークス武田が取り組む課題

1軍復帰は最短でも交流戦明け

 ソフトバンクの武田翔太投手が下半身を課題に掲げた。右肩炎症のため、ファームで調整中の右腕は13日、福岡・筑後市のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で練習を行い「あと少しかな。だいぶ良くなってきているんですけどね。体の使い方だと思う。下半身なんですよね」と現状を語った。

 10日の阪神戦(甲子園)で復帰2戦目のマウンドに上がった武田は4回、75球を投げて3安打6奪三振で無失点。最速149キロをマークしたものの、全体的な球速や球質は物足りなかった。内容次第では、交流戦中の1軍復帰の可能性もあったが、先送りに。17日のファーム交流戦・巨人戦(タマスタ筑後)で、再度、調整登板の場を踏む。

 この日も練習の最後にはブルペンに入り、30分以上シャドーピッチングで汗を流し、フォームの修正に取り組んでいた武田。「これというのはあるんで、そこに向かってやっています」。1軍復帰は最短でも交流戦明けとなった武田。ケガ人続出のチーム事情だけに、早い復帰が待たれる。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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