最強左腕カーショー、ヒットが悔しすぎて…マウンド上で驚異の跳躍力披露!?

“驚異のジャンプ”をMLB公式サイトも紹介「エモーショナルな男」

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が13日(日本時間14日)の敵地インディアンス戦で7回6安打2失点4奪三振2四球と好投し、ナ・リーグ単独トップの9勝目(2敗)を挙げた。今年も安定感抜群のメジャー最強左腕だが、タイムリーを浴びた際に見せた“驚異のジャンプ”が話題となっている。

 2点リードで迎えた3回、カーショーは2死三塁のピンチを背負うと、2ボールから3番ブラントリーに94マイル(約151キロ)の直球をライト前に運ばれた。1点差に迫られるタイムリー。まだ1点のリードがあったが、エース左腕は周囲の想像を超えるリアクションを見せる。

 打たれた瞬間に、打球を見ながら大きくジャンプ。悔しさのあまり、両足を後ろに跳ね上げて声を上げた。驚くべきはその“跳躍力”。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は、カーショーが完全に中に浮いた瞬間の画像を使い、悔しさのあまりジャンプしながら雄叫びを上げたことなどを伝えた。

 記事では「クレイトン・カーショウはエモーショナルな男だ。ゆえに、これまでもカーショウが完璧な一球を投げられなかった際に、その感情を表すことは珍しいものではなかった」と指摘。一方で、この1本を打たれながらも快投でチームを勝利に導いたことも紹介している。

 また、カーショーが試合後、このジャンプについて「ヒットを許してしまったけど、そうはさせたくなかったんだ」と話していたことにも言及。メジャー最強左腕は、ヒット1本にこれだけの大きなリアクションを取るほど、1球1球に気持ちを込めて投げている――。そのハートの強さを証明する一場面となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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