巨人・田口、初の2桁10K完封&今季5勝! 陽は移籍1号2ラン、8得点大勝!

ロッテ戦で4安打完封、本拠地では初…チームは交流戦最下位脱出に望み

 巨人の田口麗斗投手が17日のロッテ戦(東京D)でプロ3度目の完封を初の2桁10奪三振で飾り、今季5勝目をマークした。チームは連勝で交流戦最下位脱出へ、望みをつないだ。

 田口は宝刀スライダーが冴えわたり、3回まで無安打投球。4回には初安打から連打を浴びて1死一、二塁とされたが、後続を切って無失点。5回も先頭を出したが、続く田村、清田、荻野を圧巻の3者連続三振。以降もゼロ行進を続け、8回2死の伊志嶺から空振り三振を奪い、自身初の2ケタ奪三振を達成した。

 打線も3回、前日に5打点の4番マギーが先制打などで2点を先取。4、6、7、着実に加点。8回には日本ハムからFAで加入した陽が移籍1号となる2ランを放ち、リードを8点に広げた。

 14安打8点と大量援護を受けた田口は9回も登板。3番・角中から始まる打順を見事に無失点で切り抜け、5月21日のDeNA戦(横浜)以来、今季2度目の完封を果たした。2桁奪三振&本拠地東京Dでの完封は自身初となった。

 交流戦最下位のチームも連勝で同11位のヤクルトをピタリと追走。交流戦最終戦となる18日での最下位脱出に望みをつないだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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