イチロー代打で一時同点の適時打 6戦連続Hで歴代24位へ「4」、6月打率.438

通算3049安打もマーリンズはサヨナラ負け、代打で11安打は今季メジャー単独トップ

 マーリンズのイチロー外野手は17日(日本時間18日)、敵地でのブレーブス戦に代打で出場し、一時同点のタイムリーを放った。マーリンズは5点差をひっくり返されて7-8で延長10回サヨナラ負けも、イチローは今季初の6試合連続安打でメジャー通算3049安打とし、歴代24位ロッド・カルー(3053本)まで残り4本。代打での今季11安打はメジャー単独トップとなっている。

 マーリンズは3点を追う5回、ムーアの2ランで1点差とする。1死後、コロンがヒットで出塁すると、イチローが代打で登場した。1死一塁で、まずは左腕ガルシアのボークでコロンが二塁に進む。さらに、1球目にイチローがバントの構えを見せると、捕手のフラワーズがパスボール。これでコロンは三塁まで進んだ。

 1ボール2ストライクとなった後、背番号51がガルシアの低めへのツーシームを捉える。痛烈な打球でライト前に運ぶタイムリー。同点打となった。さらに、ゴードンのニゴロで二塁に進むと、続くスタントンは敬遠、そしてイエリッチはツーベース。イチローとスタントンが生還し、マーリンズはこの回に一挙5得点で5-3と勝ち越した。イチローは守備にはつかず、そのまま交代した。

 マーリンズは6回にもボーアの本塁打、ゴードンのタイムリーで2点を追加。5点差としたが、徐々に点差を詰められると、9回には守護神ラモスが1点を失って同点とされ、試合は7-7で延長戦に突入した。ラモスは10回にも1点を失い、マーリンズは7-8で敗れた。

 イチローはメジャー通算3049安打とし、歴代24位カルー(3053本)まで残り4本。6月は16打数7安打の打率.438で、シーズン打率も.226まで上昇してきた。代打での11安打はジェイ(カブス)の10本を上回るメジャー単独トップとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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