イチロー今季自身最速「166キロ」安打 41球場“制覇”を地元紙も続々報じる

代打で一時同点のタイムリー、「MLBキャリア開始から41球場で安打」

 マーリンズのイチロー外野手は17日(日本時間18日)、敵地でのブレーブス戦に代打で出場し、一時同点のタイムリーを放った。6試合連続安打でメジャー通算3049安打とし、歴代24位ロッド・カルー(3053本)まで残り4本に。今季オープンしたブレーブスの本拠地「サントラスト・パーク」初打席で記念すべき初安打を放ち、メジャー移籍後、ヒットを打ったのは41球場目となった。地元メディアもこの事実を続々と報じ、打球速度が今季最速を記録したことも伝えている。

 イチローは2-3とマーリンズが1点差に迫った5回1死一塁の場面で代打で登場。すると、左腕ガルシアのボーク、捕手フラワーズのパスボールで一塁走者のコロンは三塁まで進んだ。1ボール2ストライクとなり、イチローは4球目のツーシームをライト前へ痛烈なライナーで運ぶタイムリー。同点打となった。

 この回一挙5得点で逆転したマーリンズはその後、最大5点差までリードを広げながら、徐々に追い上げられると、9回に守護神ラモスが1点差を守れず同点に。さらに、ラモスは続投した10回にサヨナラ打を浴び、マーリンズは7-8で敗れた。

 それでも、イチローの41球場“制覇”を地元メディアも続々と速報。MLB公式サイトは「マイアミが5得点した5回、イチロー・スズキは代打でシングルヒットを放ち打点を記録。彼は2001年にシアトルでMLBのキャリアを開始して以来、41球場で安打を放っている」と伝えた。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY