まさに「鬼肩」 名三塁手の“遠すぎる一塁送球”に驚愕「君は次元が違う」

マチャドが三塁ファウルゾーンから“反転送球”「ちょっと待って、ウソだろ?」

 これが、メジャー屈指の強肩だ。オリオールズのマニー・マチャド内野手が18日のカージナルス戦で、ゴロを処理した三塁ファウルゾーンから驚愕のレーザー送球を披露。“遠すぎる一塁送球”をMLB公式動画サイト「Cut4」が紹介し、「驚異的スローは想像を絶する」と驚愕の声を上げている。

「彼の最新の『ちょっと待って、ウソだろ?』な瞬間は、土曜日にオリオールズがカージナルスに15-7で勝利した試合で訪れた」

 こう記された仰天プレーは、14-7とリードした8回に起きた。2死二塁。打者ジャーコは三塁線へ痛烈なゴロを放った。これをマチャドは三塁線方向へ走りながら、左手を伸ばしてベース後方で捕球。しかし、体はファウルゾーンへ3、4メートル流れてしまった。一塁送球は難しいかと思われた次の瞬間、メジャー屈指の名三塁手は信じられないプレーを見せた。

 体は反対方向に流されたまま、振り向きざまに一塁へ送球。右足で踏み切り、指先から放たれた送球は矢のような軌道で垂れることなく、一塁手マンシーニのミットへ。ノーバウンドでストライク送球し、悠々とアウトにしてみせたのだ。

 これを受け、「Cut4」は動画付きで「ファウルゾーンからのマチャドの驚異的スローは想像を絶する」と紹介し、メジャー屈指の強肩に賛辞を贈った。

「ボールはファウルゾーン転がっていった。冷静さ(そして、衝撃的な肩の強さ)を持っていたマチャドはありふれたプレーに見せた」とつづった後で、こう付け加えた。

「こんな簡単に見えるはずはない。マニー、君は次元が違う」

 驚異のプレーもいとも簡単にこなしてしまう三塁手を手放しで称えていた。試合は15-7と大勝。打ち合いとなった一戦でも、マチャドの鬼肩は異彩を放っていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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