イチロー同僚の三塁コーチ“完ムシ”走塁→生還が話題 指示を全く見ずに…

一塁走者オズナが全力疾走、見捨てられた三塁コーチは苦笑い

 マイアミに暴走列車が現れた。20日(日本時間21日)に行われたナショナルズ戦で、マーリンズのマルセル・オズナ外野手が、三塁コーチの指示を振り切って生還。結果オーライに終わったプレーについて、試合後マッティングリー監督はオズナから謝罪を受けたことを明かした。

 マーリンズが2点を追う4回だった。1死一塁の場面で打席に立ったリアルミュートが左翼線深くに打球を弾き返すと、一塁走者だったオズナは全力疾走を始めた。左翼グッドウィンが捕球した時、すでに三塁ベースに近づいていたオズナは、ゴンザレス三塁コーチが「止まれ」のサインを出しているにもかかわらず、減速せずに一気にホームを目指した。ヘッドスライディングで本塁へ滑り込み、無事セーフ。1点差に追い上げた。

 実況は「オズナがストップサインを振り切った。無事生還。ワォッ!」と大興奮だったが、指示を“完ムシ”された三塁コーチは苦笑い。試合後、マッティングリー監督は「頻繁に起こると困るけど、ベンチに戻ってくるなり、(オズナが)すぐに謝りにきたよ」と、まさかの“信号無視”を振り返った。

 オズナは「サインは見えていたけど、左翼を見たらまだ余裕があったし、試合もどうに転ぶか分からない状況だったから、賭けに出てみた」と、確信犯だったことを告白。「失敗したら自分の責任。無事ホームインできた時は『神様ありがとう』と感謝してしまったよ」と、バツが悪そうに笑った。

 同じ外野手としてイチロー外野手を“師”と仰ぐオズナは今季絶好調。5回には19号2ランを放ち、今度は信号無視せずにホームイン。打席で1人気を吐いたが、チームは3-12と大敗を喫してしまった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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