ヤ軍新星の大活躍で17年前の偉業に再び脚光 「イチロー以来のMVP候補」

ヤンキースを牽引するジャッジ、史上3人目のMVP&新人王なるか

 ヤンキースの新星アーロン・ジャッジ外野手は昨年8月にメジャーデビューを果たし、今季はメジャートップの24本塁打に加え、打率.333、打点54はそれぞれア・リーグ2位と一気にブレークを果たしている。一躍スターダムにのし上がったスラッガーはルーキーイヤーでのMVP受賞が日に日に現実味を帯びてきており、米メディアでは2001年にマリナーズで史上2人目のMVP&新人王のW受賞という偉業を達成したイチロー外野手(現マーリンズ)の偉業にも再びスポットライトが当たっている。

「アーロン・ジャッジはイチロー以来、誰よりも突如として現れたMVP候補」というタイトルで特集したのは、ESPN系電子メディア「ファイブ・サーティ・エイト」だ。

 21日(日本時間22日)のエンゼルス戦に3-8で敗れ、今季最長の7連敗を喫してア・リーグ東地区2位に後退したヤンキースだが、今季は若手中心のメンバーで開幕から大健闘。地区優勝、プレーオフ進出へ好位置につけている。

 そんな名門球団を牽引するのが、若きスラッガーだ。特集では「ヤンキースは最近、見ているだけでも楽しいが、少なからず巨漢の右翼手アーロン・ジャッジのおかげでもある」と紹介している。

 ジャッジは13日のオリオールズ戦で496フィート(約151.2メートル)のホームランをマーク。これは、ESPNが飛距離を計測開始した2009年以降では、ヤクルトのウラジミール・バレンティン、マーリンズのジャンカルロ・スタントンの495フィート(約150.9メートル)という従来の最長記録を更新するものだったという。

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