青木宣親、MLB通算721安打 “日本出身”でイチロー、松井に次ぐ3位タイ浮上

アスレチックス戦で4打数1安打、日本生まれの選手でロバーツ氏と並ぶ“歴代3位タイ”に

 アストロズの青木宣親外野手は21日(日本時間22日)、敵地でのアスレチックス戦に「9番・左翼」で先発出場し、4打数1安打だった。アストロズは5-1で勝利して3連勝。青木はメジャー通算721安打として、日本生まれの選手では“歴代3位タイ”に浮上した。

 青木は0-0で迎えた3回、1死二塁の場面で左腕マネイアからレフト前ヒット。1死一、三塁とチャンスを広げたが、スプリンガーは三振、アルトゥーベは右直と上位打線の2人が倒れ、先制点には繋がらなかった。

 ただ、このヒットは節目の1本となった。試合前に球団が配布した資料では、青木のメジャー通算720安打は、マーリンズのイチロー外野手(3049本)、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(1253安打)、そして沖縄県那覇市出身の現ドジャース監督デーブ・ロバーツ氏(721安打)に次いで、日本生まれの選手で4位につけていると紹介されていた。この1本で、青木はロバーツ監督に並ぶ“歴代3位タイ”に浮上した。

 単独3位浮上にも期待がかかったが、5回は三飛、6回は空振り三振、8回は相手の好守で遊ゴロと2安打目は出ず。それでも、アストロズは6回に3点を先制すると、2点差となった8回にはマリスニックの犠飛で追加点。9回にはコレアにもソロ弾が飛び出し、5-1で勝利した。

 4打数1安打の青木は打率.267となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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