鷹10点圧勝、柳田3発6打点&東浜4年ぶり完封 西武菊池は対ホークス0勝11敗

菊池は対ホークス16戦未勝利

 ソフトバンクがリーグ再開初戦に圧勝した。23日の西武戦(ヤフオクD)。柳田が3打席連続本塁打を放つなど打線が爆発。4回までに9得点を奪って10-0と西武を圧倒した。

 初回1死一、二塁で4番に入った松田が左前適時打を放って幸先良く先制。2回には1死満塁で今宮が右翼線へ2点適時打を放つと、柳田が左中間ホームランテラス席に飛び込む16号3ラン。3回にも1点を加えると、4回には1死一塁から再び柳田が右翼席に弾丸ライナーで飛び込む17号2ラン。この本塁打で史上283人目の通算100号本塁打とした柳田は6回にもソロを放って、自身初となる1試合3本塁打、3打席連発とした。

 先発の東浜は4年ぶりの完封で7勝目を挙げた。初回1死一塁、2回1死一塁と2イニング連続で併殺を奪ってリズムを作ると、西武打線に7安打を許しながらも、三塁を踏ませないピッチングだった。

 西武は先発のエース菊池が大炎上。通算15試合で0勝10敗と“天敵”の鷹打線につかまり、今季最短2回1/3で5安打7失点KO。今季初めてクオリティースタート(6回で自責点3以内)に失敗し、今季初のノックアウト。打線もソフトバンク先発の東浜の前に得点を奪えず、大敗した。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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