ハム大谷、1軍合流後初ブルペンも登板は先 吉井コーチ「まだリハビリ期間」
栗山監督「投げるだけならほぼ90%」と評価も「勝つためのものは別のもの」
左太もも裏肉離れから復帰を目指す日本ハムの大谷翔平投手が24日、楽天戦(札幌ドーム)の試合前練習で1軍合流後初めてブルペン投球を行った。
見守った栗山英樹監督は「ファームからやっていること。それを確認した。振ること、投げることだけならほぼ90%。細かいことはこれからだけど、足の影響は感じられない」と評価した。
大谷はすでに今月13日から通常距離で捕手を座らせての投球練習を再開している。ただ、試合で投げるにまだ時間がかかりそうだ。「投げられるということと、ピッチャーとして勝つためのものは別のもの」と指揮官。吉井理人投手コーチも「まだリハビリ期間」と話し、投手コーチの管轄下に入っていない。
一方、投球練習を行ったため、この日は試合前のフリー打撃に参加しなかった。これまでもフリー打撃を行わずに試合出場したことがあり、打者として代打で登場する可能性は残っている。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa