ソフトB松田が“打ち直し”で通算200号「やっと出ました!」「あくまで通過点」
リプレー検証→ファウル確定→直後に「ガッツリ喰らいつく気持ちで」節目弾
ソフトバンクの松田宣浩内野手が、27日の日本ハム戦(ヤフオクD)で史上101人目のプロ通算200号本塁打を達成した。
“打ち直し”の200号だった。4回無死一、二塁。3ボール2ストライクから日本ハム先発・高梨の6球目のフォークを捉えた打球は、左翼ポール際への大飛球となったが、判定はファール。工藤公康監督が抗議に出たが、リプレー検証でも判定は覆らなかった。
しかし、プレー再開となった直後のボールで、今度は正真正銘の本塁打。中越えのホームランテラス席に入る12号3ランで大台に到達した。
「打ったのはフォークだと思います。いったかな…と思ったのに残念…な打球の後だったし、ガッツリ喰らいつく気持ちでいきました。200本目、やっと出ました! なかなか出なかったのでモヤモヤしていましたが、打てて嬉しいですね。ただ、区切りの数字ではありますけど、あくまで通過点。これからも一本一本、チームを勝ちに導いていけるようなホームランを打っていきたいですね」
2005年に希望入団枠で亜細亜大からソフトバンクに加入した松田。初本塁打はプロ1年目の2006年4月22日のオリックス5回戦(大阪ドーム)、7回に松村から放った左翼席への2ランだった。