イチロー“正確性と完璧タイミング”で代打V打 ヒット確率は「わずか29%」

2連勝をもたらす一打に「インパクト大」

 記事では「イチロー・スズキのメジャー通算3051本目のヒットには打球の正確性と完璧なタイミング以外、派手派手しさはなかった。引っ叩くようなヒットは三遊間の穴を射抜き、火曜日の夜にマーリンズパークで行われたメッツ戦の6-3の勝利で決勝点をもたらした」とレポート。イチローの流し打ちの打球の方向とバッティングのタイミングの秀逸さを指摘した。

 イチローの決勝弾についてはMLBの解析システム「スタッツキャスト」で詳細に分析。打球の初速は87.8マイル(約141キロ)で、ヒット確率は「わずか29パーセント」だったと算出している。

 一方で、2連勝をもたらした一撃について「マーリンズにとっては、この安打のインパクトは大きかった」とその価値を評価し、「両軍とも勝率5割復帰を目指す中、メッツでのシリーズ初戦を制することを助けた」と伝えている。

 決勝点で勝利の主役となったイチローは2試合連続のヒットで今季打率.219、2本塁打、8打点となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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