前田健太、勝負の先発で圧巻投球 あらためて決意「とにかく結果を出す」

7回4安打無失点の快投で6勝目、防御率も4.15まで回復

 ドジャースの前田健太投手が27日(日本時間28日)の本拠地エンゼルス戦で7回4安打無四球6奪三振無失点と好投し、6勝目を挙げた。先発した試合では今季自身初の無失点で、7回以上をゼロで抑えたのはメジャー2年目で初めて。チームも4-0で勝利した。先発ローテの生き残りをかけた登板で好投した右腕は「とにかく結果を出す」とあらためて決意を明かした。

 前田は初回無失点でスタートすると、2、3回は3者凡退。4回1死一、二塁のピンチではバルブエナを空振り三振、シモンズを遊ゴロに仕留めた。5回にはショートのヘルナンデスが痛烈なゴロをダイビングでつかみ、両膝をついたまま一塁に送るという美技も飛び出して無失点。6回も3者凡退に抑えると、ドジャースはその裏にピーダーソンの3ランなどで4点を奪った。前田は7回も無失点に抑え、92球、4安打無四球、無失点でマウンドを降り、白星を掴んだ。

 右腕は試合後、自身のインスタグラムで「エンジェルス戦に先発しました。
7回無失点。4-0で勝ちました! 6勝目。味方の守備、援護に感謝です」と綴った。先発ローテーションを外れていた前田だが、この試合ではスポットで先発。さらに、右腕マッカーシーがDL入りしたことで、このままローテ復帰することが濃厚だ。

 それでも、前田は「とにかく結果を出す。次の登板も頑張ります!」とあらため決意し、最後に「ご声援ありがとうございました」とファンへの感謝の気持ちも記した。6勝3敗で、防御率も4.15まで回復。ここから真価を発揮したいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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