田中将大、51日ぶり白星に安堵の笑み「チームにたくさん迷惑をかけた」

6回6安打2失点で6勝目、「続けることが大事」「これが普通になるように」

 ヤンキース田中将大投手が28日(日本時間29日)、敵地でのホワイトソックス戦で6回6安打2四球5奪三振2失点(自責点2)と好投し、今季6勝目(7敗)を挙げた。2戦連続クオリティスタート(QS、6回以上自責点3以下)をマーク。打線の援護もあり、ヤンキースは12-3で勝利した。田中は5月8日(同9日)のレッズ戦以来、51日ぶりの白星を手にした。

 試合後、テレビインタビューに答えた田中は「チームにたくさん迷惑をかけたので」と安堵の笑み。勝利がなかった期間のことを振り返り「やっぱりしんどいところがたくさんありましたけど、でも、そういった中でも自分のやるべきことを明確にしていって、それが徐々に結果が出てない中でもつながっていった部分があったので。ようやく形、結果として出てきて、これをコンスタントに続けていくことが大事だと思います」と話した。

 この日の投球については、強風でスライダーが定まらなかったことを明かしつつ「そんな中でも真っすぐ走っていたので効果的に使えたと思います」と納得の表情。昇格したばかりの新人アンドゥハーとウェイドが先発に名を連ねるフレッシュな顔ぶれで勝利を掴み、「若い選手が結果を残しているのがチームとしては大きいこと。みんなで勢いに乗っていいゲームをしたいですね」と手応えを口にした。

 最後に「続けていくことが大事だと思うので、これが普通になるように、また明日からやっていきたいと思います」と誓った田中。この日は101球を投げてストライクは63球。防御率は5.56となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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