ソフトB松本裕、初の中4日登板も「疲れはない」「不安はない」

前回登板の反省を生かせるか、「自分の警戒の意識が少なかった」

 28日、ソフトバンクの松本裕樹が自身初の中4日で日本ハム戦のマウンドに上がる。24日の西武戦では4回1/3(3失点)で86球を投げているが、松本は「不安はないです」ときっぱりと言い切った。

「中6日での調整の時ほど、身体を追い込んでいないので逆に疲れはない」という松本。26日にブルペンで50球を投げ込み、初めての中4日登板に備えた。

 前々回の登板(17日の広島戦、7回5安打2失点で勝敗つかず)での手応えと、前回の登板(24日の西武戦)での反省点は自分なりにしっかりと分析している。

「広島では、どんどんストライクを取りにいって全体的に低めに抑えられた。西武戦ではカウントを追い込んでから一発を打たれた。自分が警戒していれば防げたこと。警戒していなかったわけではないが、その意識が少なかったと思う」

 27日の試合で13安打を放った日本ハム打線を相手に、目指すのはもちろん広島戦で見せたピッチングだ。幸いにもチームはすでにこのカードの勝ち越しを決めている。中4日であろうと、若さを前面に出してどんどん攻めていけばそれでいい。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY