シーズン半分消化で首位独走の広島・緒方監督、守備評価「今は守り勝ててる」

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

3勝目ジョンソン「堅い守りで試合を作ることができた」

 広島は30日、マツダスタジアムで行われた中日戦に8-3で勝利した。先発のジョンソンが7回3失点と好投し、4番の鈴木が勝ち越しタイムリーを放っての逆転勝ちで、東京ヤクルトに敗れた2位阪神との差を7.5ゲーム差に広げた。この日、チームは72試合目でペナントレースのちょうど半分を消化して独走態勢を築きつつあるが、試合後の緒方監督は「まだまだ、先は長いよ」と冷静だった。

 ジョンソンが初回から2イニング連続で失点したが、3回にエルドレッドの3ランで逆転した。4回に同点に追いつかれた後は、6回に鈴木のタイムリーで勝ち越し、7回には打者9人の猛攻で4点を奪って試合を決めた。

 緒方監督は「初回のハードラックな失点の後、甘い球もあって失点したが、前回同様に球の力はあった」と、3勝目を挙げたジョンソンを評価した。ジョンソンは「前回同様に打たせて取る投球ができた。最初の2イニングは蒸し暑くて疲れも出たが、その後はクールダウンできてうまく抑えられた。芯でとらえられた打球も多かったが、失点は少なくできた」と満足そうだった。

 ジョンソンは「ウチは守備がいいので、打たせて取る投球を心がけている。今日も堅い守りで試合を作ることができた」とバックに感謝し、緒方監督も「ミスをすることもあるが、その後、いかに取り返せるかトータルで見ている。今はしっかり守り勝てていると思う」と守備陣も評価した。

 連日満員のスタンドは、この日の試合でホームゲームの観客数が100万人に達した。緒方監督は「毎回、これだけ集まってくれて、声援は力になる。ファンのためにも、明日からもしっかりカープの野球をやっていきたい」と、後半戦に向けて改めて決意を示した。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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