絶対的守護神から便利屋まで パを席巻する「外国人リリーバー」たち

ソフトバンクのデニス・サファテ【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
ソフトバンクのデニス・サファテ【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

充実したブルペンを形成、パ各球団を支える助っ人救援投手

 投手の分業制が浸透した現代野球において、先発投手に負けず劣らず重要視されているリリーフ投手。そして、より充実したブルペン陣を形成する上で、外国人投手が担う役割は非常に大きいものがある。今回は、今季のパ・リーグ各球団を支える「外国人リリーバー」について見ていきたい。

※成績はすべて中継ぎ登板時、7月1日までのもの

【北海道日本ハム】
◯エスコバー
今季成績:14試合1勝2敗0ホールド0セーブ 22回1/3 防御率5.64
◯マーティン
今季成績:18試合0勝2敗11ホールド1セーブ 16回 防御率2.25

 マーティンは、昨季、シーズンの途中で先発転向した増井に代わって抑えを務め、チームの日本一に大きく貢献した。増井が守護神に復帰した今季は、セットアッパーとしての役割を任され、安定した投球を披露している。昨季は故障で離脱しポストシーズンに出場できなかっただけに、今季はシーズン通しての貢献をしていきたいところ。

 今季新加入のエスコバー投手は、4月2日の埼玉西武戦で先発し来日初登板を果たしたが、5回途中5失点(自責1)で黒星を喫した。以降は、先発投手が早い回で降りた場面を中心に救援登板を重ねている。5月14日の千葉ロッテ戦では、先発のメンドーサが5回表に退場処分を受けたため緊急登板し、結果的にわずか3球で来日初勝利を挙げた。

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