ハムがDeNAと交換トレード発表、左腕エスコバー放出で捕手黒羽根を獲得

DeNAから日本ハムに移籍する黒羽根利規【写真:荒川祐史】
DeNAから日本ハムに移籍する黒羽根利規【写真:荒川祐史】

黒羽根は7日に札幌ドームで記者会見

 日本ハムとDeNAは6日、エドウィン・エスコバー投手と黒羽根利規捕手のトレードが成立したと発表した。

 今季初来日したエスコバーは、1軍では14試合に登板し、1勝2敗1ホールド、防御率5.64の成績だった。2014年にレッドソックスでメジャーデビューを果たし、ダイヤモンドバックス、インディアンスを経て来日。メジャーでの成績は27試合で投げて1勝2敗、防御率7.01だった。

 黒羽根は2005年高校生ドラフト3巡目で日大藤沢から横浜入り。これまでの1軍通算成績は通算336試合に出場し、打率.213の成績を残していたが、昨季は1軍登録なし。今季もこれまで1軍昇格はなかった。

 エスコバー投手は球団を通じて「日本球界でプレーする機会を与えていただいたファイターズには感謝しきれません。まるで母国でプレーしているかのように、野球に専念できる環境を整えてくれた球団スタッフの手厚いサポートがなければ、今回の移籍話も舞い込むことはなかったと思います。栗山監督やコーチの皆さん、チームメイトもとても温かく迎えてくれましたし、何よりも、いつも温かい声援を送ってくださるファンの方々と北海道を離れることを考えると胸が締めつけられる思いです。このチャンスをふいにすることなく努力を重ねて、新天地での活躍を誓います。これまでの経験は生涯忘れることはありません。本当にありがとうございました」とコメントした。

 一方の黒羽根も「横浜DeNAベイスターズでの12年間、良いことも悪いことも、とてもいい経験をさせてもらいました。三浦大輔さんと初めて1軍でバッテリーを組んだ、2011年8月14日相模原球場での試合が一番思い出に残っています。神奈川出身で横浜育ち、横浜のファンは暖かく、ファームの時もすごく応援してくださって、支えられました。横浜を離れるのはとてもさびしい気持ちがありますが、これからは、北海道日本ハムファイターズで活躍することが、横浜DeNAベイスターズファンへの恩返しだと思っているので、引き続き頑張っていきます」と球団を通じてコメントを発表した。

 黒羽根は7日に札幌ドームで記者会見を行う予定だ。

(Full-Count編集部)

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