史上最年少で通算250犠打達成 ソフトB今宮、犠打世界記録更新は可能か

1シーズン平均46犠打、単純計算なら2023年に32歳で533犠打に到達か

 今宮のこれまでのシーズンの犠打数は、以下の通りだ。

2010年 1軍出場なし
2011年 0
2012年 21
2013年 62
2014年 62
2015年 35
2016年 38
2017年 32

 今季は78試合で32犠打を決めており、このままでいけば、シーズン58個のペース。今季終了時点では通算270犠打は越えることになるだろう。世界記録の533犠打までは、残り約260犠打となり、ちょうど折り返しを過ぎたところとなる。

 今宮が、チームの主力として定着した2012年以降、1シーズン平均での犠打数は46個(今季は前述の58個で換算)。このまま大きな怪我などがなく試合に出場し続け、犠打を量産していくと、これから6年後の2023年、今宮が32歳となるシーズン中に、川相氏の533犠打に到達する計算となる。

 あくまでも机上の計算ではあるが、記録を塗り替えるのは十分に可能で、時間の問題だろうか。それどころか、600、700犠打というとてつもない数字を残す可能性もある。今季はここまで打率.281と課題とされた打撃面でも進化の跡を見せている今宮。どこまでその数字を増やしていくか、楽しみである。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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