イチローマルチ安打で3054安打! 歴代単独24位浮上&米出身以外で歴代1位に

カージナルス戦の2回に左前打を放つマーリンズ・イチロー【Getty Images】
カージナルス戦の2回に左前打を放つマーリンズ・イチロー【Getty Images】

イチロー再び金字塔、米国出身以外の選手で最多安打に

 マーリンズのイチロー外野手が6日(日本時間7日)、敵地でのカージナルス戦で「7番・ライト」でスタメン出場し、マルチ安打を放った。これでメジャー通算3054安打に到達。3053安打のロッド・カルーを一気に抜き去り、歴代24位に浮上した。また米国出身以外の選手で歴代単独1位となった。

 6月29日(同30日)のメッツ戦以来のスタメン出場となったイチローは1点を追う2回1死走者なしの場面で相手先発ワカの4球目を捉えて、左前安打をマーク。2試合連続ヒットとなったベテランはこれでカル―に並び、MLB通算3053安打で歴代24位タイに浮上した。また米国出身者以外で最多タイの安打数となった。

 4回無死走者なしの第2打席は二ゴロ、6回2死走者なしの第3打席は四球で出塁。そして8回先頭で迎えた第4打席で再び快音を残す。相手4番手セシルから、中前安打を記録。これでメジャー通算3054安打目となり、カル―を抜き去って歴代単独24位に浮上。また、昨年8月の3000安打達成以降、ラファエル・パルメイロ(キューバ)、ロベルト・クレメンテ(プエルトリコ)、カルー(パナマ)を抜き去り、米国出身以外の選手で最多安打となった。

 メジャー17年目で再び金字塔を打ち立てたイチロー。今季、複数安打は4月19日のマリナーズ戦以来、今季2度目となった。

(Full-Count編集部)

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