楽天が約3か月ぶりに首位陥落…今季最多14奪三振で2度目完封の菊池倒せず

先発の辛島が西武打線に5点を献上

 楽天が今季初めて、首位の座から陥落した。7日の西武戦(Koboパーク)。先発の辛島が西武打線に5点を失うと、打線も西武先発の菊池を打ち崩せずに敗戦。マイナス0.5ゲーム差の2位だったソフトバンクが日本ハムに勝利したため、約3か月守ってきた首位の座を奪われた。

 左腕が3回につかまった。先頭の炭谷に左前安打で出塁を許すなど2死一、三塁とされると、源田の盗塁時に細川が二塁へ悪送球し、先制点を献上。続く浅村にも適時二塁打を許し、2点を先行された。6回には浅村の中前安打、栗山の左前安打、メヒアの四球で満塁とされ、外崎が右前へ適時打。ここで辛島はKOとなったが、2番手・久保が炭谷に右犠飛、代打・渡辺に中前適時打を許し、この回に3点を失った。

 打線は菊池を攻略できず。初回に島内、ペゲーロの連打で無死一、二塁のチャンスを作ったが、ウィーラー、アマダー、銀次が相次いで凡退。その後も走者は出すものの、あと1本が出ず。8回無死一、二塁のチャンスでもクリーンアップが凡退し、得点を奪えなかった。

 西武はこれで4連勝。3回に2点を先制すると、6回に打線が繋がって3点追加。菊池が楽天打線を散発5安打に封じ、今季最多14個の三振を奪うピッチングで今季2度目の完封で8勝目。菊池は6月16日の中日戦(ナゴヤD)以来、3試合ぶりの白星となった。

(Full-Count編集部)

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