ソフトバンク5連勝で首位奪取! 柳田22号&松田15号でハムに打ち勝つ

先発の東浜は6回途中1失点で8勝目をマーク

 ソフトバンクが今季初の単独首位の座に立った。7日の日本ハム戦(札幌D)。本塁打、打点の2冠に立っている柳田の22号2ランなどで4点を奪うと、先発の東浜ら投手陣が、そのリードをキッチリと守り抜き、5連勝。勝率の差で首位にいた楽天が西武に敗れたため、ついに首位奪取に成功した。

 好調なバットが、この日も先制劇を呼び込んだ。3回。先頭の上林が右中間を破る二塁打を放って出塁すると、犠打で1死三塁とし、今宮が右前適時打。さらに、柳田が日本ハム先発の有原から左中間スタンドへと飛び込む22号2ランを放って、この回3点を先行し、4回には松田が15号ソロを放ってリードを広げた。

 先発の東浜は走者は出すものの、粘りの投球で6回途中1失点。6回1死二、三塁で代打・大谷を迎えたところで、左キラーの嘉弥真にバトンを渡したが、8勝目をマーク。嘉弥真が大谷を左飛に打ち取り、その後は五十嵐、モイネロ、岩嵜、サファテとリリーフ陣が凌ぎ切り、貯金は今季最多の25となった。

 ただ、勝利以上に心配の種も。3回に2ランを放っていた柳田が5回1死で立った第3打席で右膝に自打球を当て、グラウンド上に転倒。その後も打席に立ったが、力無い遊飛に倒れると、その後の守備でベンチに退き途中交代。試合中に病院へと向かった。

 日本ハムは4連敗で、今季ワーストを更新する借金17に。先発の有原が4点を失いながらも、9回まで投げたが、味方の援護がなく6敗目。打線は、3回2死満塁、5回2死一、二塁のチャンスで打席が回ってきた中田が凡退し、6回1死二、三塁で代打・大谷を送り込んだが左飛。度々あったチャンスを生かせずに敗れた。

(Full-Count編集部)

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