ソフトB今季初6連勝、柳田3戦連発で3冠浮上 日ハム「中田1番」実らず5連敗

先制2ランを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:(C)PLM】
先制2ランを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:(C)PLM】

柳田は先制23号2ランなど3打点、千賀は7勝目…日ハムは1番中田が3三振&4タコ

 ソフトバンクは8日、日本ハム戦(札幌ドーム)に5-2で勝利し、今季初の6連勝を飾った。3番・柳田が3戦連発の23号先制2ランを含む2安打3打点。打率.324とし、打撃3部門でトップに浮上した。日本ハムは5連敗。中田をプロ10年目で初の1番起用も3三振と不発に終わった。

 柳田は初回から魅せた。1死二塁から日本ハム井口のカーブをフルスイングし、バックスクリーンに叩き込む特大の先制2ラン。チームに勢いをもたらすと、3回無死二塁でも中前へタイムリーを放った。

 前日は日本ハム戦(同)で右膝付近に自打球を当てて負傷交代。ファンをヒヤリとさせたが、好調な打撃は衰えず、万全をアピール。この日は3打数2安打で打率は.324に浮上し、リーグ1位で3打数0安打だったソフトバンク・内川(.317)を抜いた。本塁打(23本)、打点(75)とともに3冠に浮上した。

 打線は1点差に迫られた7回、左腕・公文から高田が中前タイムリー。続く8回にはデスパイネが右腕・マーティンから右翼席へ21号ソロを叩き込み、突き放した。投げては先発の千賀が6回7安打2失点で7勝目をマークした。

 日本ハムは悩める主砲の中田をプロ10年目にして「1番・一塁」で初のリードオフマンに起用。しかし、第1打席から3打席連続三振を喫するなど、4打数無安打。プロ初先発に送り込んだ井口も5回途中3失点と栗山監督の奇策は実らず、5連敗。借金は18に膨らんだ。

(Full-Count編集部)

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