日ハム井口、負け投手も上々の初先発「可能性を感じた」「十分やっていける」

首脳陣の評価は上々、栗山監督「すごくいいものを見せてくれた」

 先発転向を機に、武器である直球とスライダーを生かすため、カーブとフォークも使う組み立てを試みている。「変化球が使えるのはわかったので、初回の入りと真っすぐを磨きたい。“今日は井口(のボールは)来てるな”と思わせないといけない」と井口。先発してやっていくための、収穫と課題が明確になった。

 先発コマ不足の中、首脳陣も先発としての適性を高く評価した。抜てきした栗山英樹監督は「すごくいいものを見せてくれた。可能性を感じた」と話した。吉井理人投手コーチも「覚えることは背番号(29)の数くらいあるけれど、十分やっていける。まずは立ち上がりから強い真っすぐを投げられるように」と期待した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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