イチロー犠打、追加点“演出“で勝利に貢献 通算2573試合出場で歴代45位タイ浮上

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

1点差の9回無死で走者を三塁に進めるバント→その後暴投で貴重な追加点

 マーリンズのイチロー外野手は8日(日本時間9日)、敵地でのジャイアンツ戦に代打で出場し、貴重な追加点につなげる犠打を決めた。マーリンズは5-4で勝利し、2連勝とした。また、イチローはこの試合で通算2573試合出場となり、華麗な遊撃守備でゴールドグラブ賞13度を誇るオジー・スミスと並んで歴代45位タイとなった。

 マーリンズは1点リードの9回、先頭リディーが二塁打を放ち、チャンスを作る。そして、イチローが無死二塁の好機で代打で登場。すると、コントスの初球を転がし、捕前への犠打を決めた。

 その後、ゴードンは相手の好守でニゴロに倒れたものの、続くスタントンの打席でコントスが暴投。リディーが三塁から生還した。イチローの犠打が追加点を“演出”する形に。マーリンズはその裏、守護神ラモスが1点を失ったものの、1点差で逃げ切り。結果的に9回表の1得点が大きく効いた。

 イチローは6日(同7日)のカージナルス戦では先発で2安打を放ち、歴代24位だったロッド・カルー(3053安打)抜いて、米国外出身選手の最多安打記録を更新。この日は犠打だったため、通算3054安打のままで、歴代23位のリッキー・ヘンダーソン(3055安打)までは「1」となっている。

 イチローは守備にはつかず、そのまま交代。打率.222となっている。

(Full-Count編集部)

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