ソフトB、楽天との首位決戦2連戦は石川&松本が先発へ 武田は中継ぎ待機

ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松本裕樹【写真:藤浦一都】

マイナス0.5差で迎える直接対決、第2戦は「松本で行きます」

 マイナス0.5ゲーム差で首位・楽天を追う2位のソフトバンクが、12日の楽天との直接対決第2ラウンドで、2014年のドラフト1位・松本裕樹投手を先発させることになった。10日、本拠地ヤフオクドームで行われた投手練習後に、倉野信次投手統括コーチが「水曜日は松本で行きます。色々なことを考えて、武田の状態、松本の状態、後半戦のことも考えて松本にいってもらいたいとなった」と説明した。

 6月29日の日本ハム戦(ヤフオクD)で6回途中無失点で2勝目を挙げていた松本。その後は登録を抹消され、1軍に帯同しながら、体力強化などに取り組んできた。ローテ通りならば、武田翔太投手が先発する流れだったが、右腕は右肩炎症から復帰後、2試合連続で5回途中で降板。徐々に状態は上がっているものの、「まだ本調子ではないのは確か」と倉野コーチは言う。

 11日の初戦は、2試合連続で7回1安打無失点と好投を続けている石川柊太投手が先発。第2戦は松本が先発のマウンドに上がり、武田は中継ぎ待機のツープラトン体制を敷く。前半戦最終カードでの直接対決。ソフトバンクは若き右腕2人に、首位再奪取を託すことになった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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