ホークス痛恨の逆転負け、初黒星サファテに工藤監督「責めるつもりもない」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:荒川祐史】

6回降板の石川はマメつぶす「時間はあるから治せると思う」

 11日、球宴直前の首位攻防第1ラウンドで楽天に4-5とまさかの逆転負けを喫したソフトバンク。3回までに4点をリードしながら、中継ぎ陣の乱調と守備のエラーで相手に流れをつかまれ、9回表に守護神サファテが勝ち越しを許した。

 険しい表情で引き上げてきた工藤公康監督は、まず今季初黒星を喫した守護神サファテについて「責められないし、責めるつもりもない」と語った。先発の石川柊太を6回で降板させたのは「6回の終わりの方にマメをつぶしたから」だという。「時間もあるし治せると思う」と、さほど心配はいらないようだ。

 同点に追いつかれた7回の継投は「森(唯斗)は最初から2人(三好、嶋)だけと思っていた。その後は嘉弥真で抑えて、次の回も3番(岡島)までは嘉弥真でと思っていたんだけどね」と思惑が外れたことを悔やむとともに「切れるところで切っておかないとね」と、四球や内川聖一のタイムリーエラーなどでズルズルと失点を許したことに苦言を呈した。また、ウィーラーを迎えたところで投入した五十嵐亮太が2球で足を痛めるアクシデントもあり、仕方なく岩嵜翔を前倒しで登板させ、手痛い同点打を許した。

「(五十嵐が)ああいう状況だったので(継投を考える)時間はもらえたんだけど、右のウィーラーということもあったからね……。(回またぎとなった岩嵜には)無理させてるところにまた無理させてしまった」

 これで首位・楽天とは0.5ゲーム差となり、前日までの“ねじれ2位”でもなくなったソフトバンク。「もうひと踏ん張りということはみんなわかってくれている。明日もしっかりみんなで戦っていくしかない」と、工藤監督。球宴前の首位ターンはなくなったが、まずはこの2連戦を五分に持ち込むことが重要だ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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