「ツケは必ず回ってくる」 楽天首位ターンも梨田監督が募らせる危機感

オールスター明けから7週連続で6連戦

 楽天はオールスターが終わると、18日の日本ハム戦(函館)から後半戦がスタート。なんと、そこから7週連続で6連戦が組まれている。一気に42試合を消化する過密日程となっているのだ。

 一方のソフトバンクは17日の西武戦(ヤフオクD)で後半戦が始まり、3連戦→試合なし→3連戦→試合なし→3連戦→試合なし。7月29日の日本ハム戦(ヤフオクD)から9連戦が組まれているが、8月の2週目、3週目には6連戦がない。楽天に比べれば、比較的、負担は軽いといえる。

 夏場という体力的にもキツイ時期に7週連続となる6連戦は、選手にとって厳しいもの。特に投手陣に与える疲労は並大抵のものではないだろう。首位に立つ楽天の原動力の1つは、安定感抜群のリリーフ陣。そこに過度な負担をかけることなく、この夏を乗り切れるか。勝負の終盤戦に向けて、夏の戦いが楽天にとって大きな意味を持つ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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