ホークス甲斐、圧巻の2打席連発&4打点 一人で試合をひっくり返す

第1打席、4号ソロを放ったソフトバンク・甲斐拓也【写真(C)PLM】
第1打席、4号ソロを放ったソフトバンク・甲斐拓也【写真(C)PLM】

「絶対バットで取り返してやろうと思った」

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手が北九州に衝撃を与えた。19日の西武戦(ヤフオクD)。3回に追撃の4号ソロを放つと、4回にも5号3ラン。一人で試合をひっくり返した。

 まず1本目。2点を先制されて迎えた3回、先頭打者で打席に入ると、西武先発のファイフが投じた外角高めのカットボールを右翼席へ運ぶ4号ソロ。さらに、再び2点差に広げられた4回、スタンドを埋め尽くしたソフトバンクファンを驚愕させた。

 2死一、二塁で迎えた第2打席。再びファイフから、内角のストレートを完璧に捉えると、打球はバックスクリーン左に飛び込む5号3ランに。今季、プロ初本塁打を放ったばかりの甲斐にとって、当然初めてとなる2打席連発となった。4回無死一、二塁のピンチでは、飛び出した二塁走者を“キャノン砲”で刺すファインプレーも。一人で試合をひっくり返す大当たりとなった。

 甲斐は1本目を「打ったのはスライダー。なんとか食らい付いてという感じでした」と振り返り、2本目の逆転3ランについては「打ったのはストレート。相手に追加点を与えてしまって、絶対バットで取り返してやろうと思いました」とコメントした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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