ヤクルト、バレ&山田のアベック弾も白星遠く…DeNAに逆転負け、泥沼13連敗

バレンティン2発、山田1発も競り負ける

 ヤクルトは19日の敵地DeNA戦で3-5と逆転負けを喫し、引き分けを挟んで13連敗となった。

 2回に主砲・バレンティンのバックスクリーン直撃の特大13号ソロで先制したが、先発を任されたベテラン左腕の石川が、その裏に宮崎に同点ソロを浴びた。さらに3回には先頭の桑原への四球をきっかけに2死三塁のピンチを招くと、ロペスに勝ち越しの中前打を許してしまった。

 この日の石川は1回から4回までのすべてのイニングで先頭打者の出塁を許したが、持ち前の投球術で2失点で粘った。5回を終えて5安打、2失点。まだ71球しか投げていなかったが、真中監督は動いた。

 6回先頭の石川の打席で代打・比屋根を告げる。比屋根は空振り三振に倒れたが、続く山田が左中間へ14号ソロを放ち、同点とした。

 その裏にヤクルトの2番手・西山は1死から宮崎の右前打や梶谷への四球などで2死一、二塁のピンチを招き、さらに自身の暴投で二、三塁としたが、代打・荒波を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。

 すると、7回に先頭のバレンティンがこの日、2本目となる14号ソロ。外国人打者に強く、バレンティンも相性が良くないが、執念の一発で勝ち越しに成功した。しかし、その裏で松岡が1死一、二塁のピンチを招くと、4番手・中沢が筒香に同点タイムリーを浴びてしまった。

 そして8回だ。5番手で奮闘していた近藤が2死一、二塁としたところで、守護神・ルーキが登板したが、桑原に走者一掃の三塁打を浴びて、万事休す。

 3-5と競り負けたヤクルトはこれで13連敗。“バレ&山田”のアベック弾が飛び出したものの、勝つことはできなかった。

(Full-Count編集部)

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