“神走塁”はなぜ可能? メジャー沸かす30歳が語る驚愕プレーの舞台裏

「アクロバティックな動き」につながる瞬間とは

 そして、「もう1つ大切なことがある」と明かしたのが「情熱」だ。

「パッション(情熱)を持つことは、大きなカギだと思う。試合中は、勝利のために全身全霊を捧げてプレーしているからね。とにかくセーフになりたい、その一心なんだ。

 走っている時には何も考えていないんだけど、セーフになりたい、あのベースにたどり着きたい、その思いと身体能力が合致した時に、アクロバティックな動きに繋がるんだと思う。間違いなく言えるのは、ああいう走塁をしようと思ってしているんじゃなくて、結果として、アクロバティックな形になってしまうんだよ」

 気持ちを全面に押し出しながらプレーする30歳。その情熱が燃え続く限り、これからも数多くの神走塁で沸かせてくれそうだ。

【動画】ハリソンの挟殺プレーかいくぐる忍者走塁

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