ロッテ、ソフトBに今季最悪1安打負け 伊東監督「力負け。対策わからない」

ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】
ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】

今季最多の借金30に逆戻り、サファテには前日から6連続三振「前に飛ばない」

 ロッテが完敗で、今季最多の借金30に逆戻りした。22日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。打線がソフトバンク投手陣から今季ワーストとなる、わずか1安打しか打てずに0-2で零封負け。為すすべなく敗れた伊東勤監督は「力負けです。勝負になっていない。どうやって対策をしていくか、分からないです。コメントのしようがない」とお手上げだった。

 ソフトバンク先発の武田の前に、細谷が3回2死から放った右前安打の1安打のみ。この日唯一のチャンスだった5回1死一、三塁では田村が初球を打ち、最悪の遊ゴロ併殺打に終わり、指揮官は「点が取れないから焦ってしまって、簡単にいってしまっている」。

 7回の森、8回の岩嵜には3者凡退に封じられると、9回のサファテには前日から6者連続三振となる3者連続三振を喫した。指揮官は「強いボールへ対処出来ていない。前に飛ばない。言いたくはないけど、力の差を感じる。力でねじ伏せられている。前にも打球が飛んでくれない」と、力不足を嘆く。

 前日の涌井は7回4安打2失点、そして、この日の二木も7回途中4安打2失点と、2日連続で好投しながらも、打線が見殺しにした形で「投手は良く投げてくれている。責められない。打線が点が取れない。今季は最初からこういう状態だったけど、後半戦いいスタートが切れたと思ったけど、抑え込まれているのが現状」とした。指揮官の言葉通り、力の差は歴然。前日の2回から17イニング連続で無得点で、今季のソフトバンク戦は2勝12敗となった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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