現役最高の右打者、ソフトB内川が挑む2000安打とスピード記録

今季中に達成すれば35歳3か月の野村克也氏を凌ぐ史上6番目の若さ

 また、8月4日に35歳の誕生日を迎える内川だが、このままいくと野村克也氏(当時南海)の35歳3か月を抜いて、史上6番目の若さ(35歳0か月)での達成見込み。上にいるのは榎本喜八氏(31歳7か月)、張本勲氏(当時東映、32歳2か月)、土井正博氏(当時クラウン、33歳6か月)、立浪和義氏(33歳10か月)、王貞治氏(34歳2カ月)という、そうそうたる面々に続いて名前が刻まれる。そして右打者に限れば、土井正博氏に次ぐ史上2番目のスピード達成だ。

 内川は、横浜DeNA時代には日本人選手のセ・リーグ記録を更新するシーズン打率.378を記録して首位打者に輝き、福岡ソフトバンク移籍初年度にも首位打者を獲得して史上2人目のセ・パ両リーグでの首位打者に輝いた。実力が開花した2008年以降はケガによる長期離脱もなく、2008年から2016年までの9年で打率3割を割ったのは2015年のみ。現役最高の右打者は、迫る2000安打ですら単なる通過点にしてしまうかもしれない。

【動画あり】今年5月には3試合連続弾を放ったソフトバンク・内川

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