NO1遊撃手、驚愕の素手キャッチ→ダイブスロー、実況絶賛「絶対バカげてる」

エンゼルスのアンドレルトン・シモンズ【写真:Getty Images】
エンゼルスのアンドレルトン・シモンズ【写真:Getty Images】

シモンズが素手キャッチから矢のようなダイビング送球

 エンゼルスの名手アンドレルトン・シモンズが、驚愕の素手キャッチ→糸を引くような鋭い送球を見せ、称賛の嵐を呼んだ。

 実況アナが「何というプレーだ」と思わずため息を漏らしたのは、25日(日本時間26日)敵地でのインディアンス戦だった。7-7の同点で迎えた7回裏、インディアンスの攻撃で2死走者なしとなった場面。ジャクソンの打球は本塁付近で大きくバウンドすると、勢いなく遊撃方向へと転がった。

 ここで遊撃の定位置にいたシモンズは打球に猛チャージすると、地面に転がるボールを素手でキャッチ。倒れ込みながらアクロバティックな体勢からダイビングスローをすると、矢のような鋭い送球が一塁に届いた。送球は一塁バルブエナのミットにすっぽり収まるストライク。俊足の打者ジャクソンを見事アウトに仕留めた。

 地元テレビの実況が「何というプレーだ…」と興奮を押し殺すかのようにつぶやくと、解説者は「アンドレルトン・シモンズ、こんなの絶対バカげてる」と、驚愕のプレーを大絶賛。動画を紹介するMLB公式ツイッターでは「グラブがなくてもアンドレルトンはゴールデン」と、2度ゴールドグラブ賞を受賞した名手を称えた。

 ファンからも「最高の守備を持つ遊撃手」「MLBで最も過小評価された選手」とコメントするなど、WBCオランダ代表遊撃手に最大限の敬意を示した。

 試合は延長戦の末、インディアンスが11-7でサヨナラ勝ちを収めた。

【動画】驚愕の素手キャッチから糸を引くような鋭い送球を見せたアンドレルトン・シモンズ

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY