青木宣親の去就に影響与える23歳外野手の存在、カギ握るチーム補強プラン

番記者は、チームの関心は先発投手からリリーフに移行、と予測

 チームは今季、ジョージ・スプリンガーとジョシュ・レディックを外野のレギュラーに固定し、右打ちのジェイク・マリスニックと左打ちの青木を併用起用してきた。右投手の時に先発起用されることが多かった青木にとっては、同じ左打ちのフィッシャーがメジャーに定着することになれば、ポジションを奪われる恐れもあるだけに気になるところだ。

 アストロズの番記者たちは、チームの関心が先発投手からリリーフ投手に移っているとの見方を示し、ザック・ブリトン(オリオールズ)やジャスティン・ウィルソン(タイガース)の両リリーフ左腕を有力候補としている考えている。抑えとして実績十分のブリトンを獲得するにはフィッシャー級の有力なプロスペクト放出が必要となるだろう。

 ヒンチ監督は25日の試合前、「(ナ・リーグとの交流戦残り)2試合だけになるかもしれないし、ずっとメジャーにいるかもしれない」と言葉を濁した。先発ではエースのダラス・カイケル、リリーフではウィル・ハリスが故障から復帰を目指して調整している。復帰が間近になっている両投手が加われば、頭数は揃うことにはなる。31日のトレード期限までチームの動向から目が離せなくなってきた。

(Full-Count編集部)

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