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危うく第2のR・ジョンソン事件!? ピッチャーが投げた瞬間目の前を…

30日(日本時間31日)、アスレチックス本拠地で行われたツインズ戦で、危うく“衝突”事故が起きそうになった。間一髪でボールとの衝突を逃れたのは、なんとカモメだった。

ツインズのタイラー・ダフィー【写真:Getty Images】
ツインズのタイラー・ダフィー【写真:Getty Images】

入江に隣接するアスレチックス本拠地はカモメのメッカ

 30日(日本時間31日)、アスレチックス本拠地で行われたツインズ戦で、危うく“衝突”事故が起きそうになった。間一髪でボールとの衝突を逃れたのは、なんとカモメだった。

 5-5で迎えた延長12回。まさかの光景に球場にいた誰もが息を呑んだ。先頭で打席に立ったのは、アスレチックスの4番デービスだ。ツインズ6番手ダフィーの初球91マイル(約146キロ)ツーシームを空振りすると、気を取り直して2球目に備えた。そして、投球モーションに入ったダフィーの指先からボールが離れた瞬間、デービスの目の前をボールとは明らかに違う白い物体が、一塁側から三塁側に向かって横切った。

 なんと、カモメだ。

 スイング体勢に入っていたデービスは、何とかダフィーの投じた球を90マイル(約145キロ)フォーシームをファウルしたが、直後、驚きを隠せない表情でカモメが飛び去った三塁方向を見つめた。

 もし90マイルの速球がカモメを直撃すれば大惨事だった。ピッチャーが投げた球が鳥を直撃したといえば、有名なのは2001年3月24日に殿堂投手ランディ・ジョンソンが“命中”させた事件だ。この時は捕手の目の前を横切った不幸な鳥にジョンソンの剛速球が直撃して即死。現場には鳥の羽が空しく舞い散った。

 間一髪で命を取り留めたカモメは、それを知ってか知らずか、フライドポテトを口にくわえたまま、のん気に球場上空に飛び去ったわけだが、実はこのオークランドコロシアムは入江に隣接するため、試合が終盤に近づくと大量のカモメが飛来し、ファンが残した食べ物などを狙うことで知られている。ファンから苦情を受けたカベル球団社長は、今年6月からカモメ対策として球場上空にハヤブサを模した凧を飛ばしていたが、あまり効果は発揮していなかったようだ。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、カモメが通り過ぎる衝撃の瞬間映像を紹介した。カモメが通り過ぎた直後、実況は「ボールを見事に避けました。それにしても、フライドポテトをくわえてましたよね」と爆笑。まさかの出来事に笑うしかなかったようだ。

 カモメとボールの衝突事故を防ぐためにも、アスレチックスはさらなるカモメ対策が必要となりそうだ。

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