トレード成立で米メディアも“ダルビッシュ狂想曲” ド軍ローテは「獰猛」に

レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

勝率トップのドジャースに加入、「ワールドシリーズか大失敗か」

 現地時間7月31日(日本時間8月1日)のトレード期限ギリギリで、ダルビッシュ有投手がレンジャーズからドジャースに移籍することが電撃的に決まった。「ノン・ウェーバー・トレード・デッドライン」直前に飛び出したビッグニュースに、アメリカ各メディアはこぞって特集を展開。“ダルビッシュ狂想曲”が巻き起こっている。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「ドジャースはユウ・ダルビッシュのトレードデッドラインでのブザービーターで世界を震撼させる」と特集。西海岸の強豪のダルビッシュ獲りはまさに土壇場のスーパーショットだったという。

 一方、米「ヤフー・スポーツ」は「ユウ・ダルビッシュのトレードで、ドジャースは今やワールドシリーズか大失敗か」と特集。今季すでにリーグ最高勝率.705を誇るドジャースだけに、日本人右腕の獲得で1988年以来のワールドシリーズ制覇を逃せば、失敗を意味することになるという。

「ダルビッシュはクレイトン・カーショー、アレックス・ウッド、リッチ・ヒルをすでに擁しているローテーションに加わる。カーショーは予想以上より順調な腰痛からの回復を見せており、10月を迎えるまでには、ローテーションの獰猛さを目の当たりにすることになる」

 記事では登場しなかったが、前田健太投手や柳賢振投手、ブランドン・マッカーシー投手という先発投手も控えるドジャースの先発ローテーションは、レギュラーシーズン中にメンバーが揃い、脅威になると分析している。

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