球場の変化、打線の援護…ダルビッシュはドジャース移籍でさらに輝く?

レンジャーズからドジャースへと移籍するダルビッシュ有【写真:Getty Images】
レンジャーズからドジャースへと移籍するダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュがドジャースへ移籍、「素晴らしい活躍を見せる」との予想も

 トレード期限ぎりぎりでレンジャーズからドジャースへ電撃移籍となったダルビッシュ有投手について今後の活躍を予想する声が上がっている。MLB公式サイトが伝えている。

 メジャー6年目を迎えた右腕は7月31日(日本時間8月1日)の最終日に、外野手と二塁手のウィリー・カルフーン、右腕A・J・アレクシー、内野手のブレンドン・デービスの3選手とのトレードでドジャース移籍が決定。本人は会見の席で「(トレード期限となった現地時間)3時手前くらいで決まりそうって話があったので心の準備はしてた」と振り返り、「レンジャーズでも2012年から6年目でチームメイトやファンの方々にお世話になって感謝しています」と話した。

 レンジャーズは現在50勝55敗でア・リーグ西地区4位。一方、ドジャースは74勝31敗でメジャー最高勝率.705を誇り、ナ・リーグ西地区首位を独走している。先発陣の層が厚いにもかかわらず、ダルビッシュの補強に踏み切った裏には、1988年以来、29年ぶりとなるワールドシリーズ制覇への強い思いがにじむ。

 MLB公式サイトでは今回の補強について「ドジャースがダルビッシュを獲得、投手陣をアップグレード」との見出しで特集。「球界最高の球団ドジャースが完全に思い切った動きを見せた」とレポートした。

 記事では両球団の間のトレード自体が珍しいことに触れ、ドジャースがダルビッシュについて高校時代から視察していたことも紹介した。また、レンジャーズがエースの放出を決断した要因として、今オフに右腕との6年契約契約が満了し、フリーエージェント(FA)となることを挙げ、ダルビッシュに対してクオリファイング・オファーを出してこれを拒否された場合でも、3巡目前の指名権しか補償されないことにも言及。今回の3選手を獲得する方が「価値のあることだった」としている。

レンジャーズで少なかった援護点

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